一週刊  第8号  2006年11月16日〜2006年11月22日  
 
 

   中国酒シリーズ                    

 
 


分類

質問:中国酒にはいくつかの種類がありますか。

答え:中国酒は大きく分けると6種類です。

   

 まず黄色い酒と書く「黄酒」。白い酒と書く「白酒」。果酒(果実酒)、 (ブランディー)白蘭地、薬の味の酒と書く「葯(味)酒」、それに日本の滋養強壮酒(じようきょうそうしゅ)にあたる「(強精)補酒」です。

 「黄酒」は、うるち米やもち米、黍などから造る醸造酒で、アルコール度数は18度前後です。カメの中で長い間熟成(じゅくせい)されるため老酒とも呼ばれています。その代表的なものに浙江省の紹興酒が挙げられます。

 「白酒」は、高粱や米、小麦、豆、とうもろこしなどから作る蒸留酒で、アルコール度数は30度から60度で、独特の香りがあります。その代表的なものに山西省の汾酒などがあります。

 

      

 「果酒」はブドウ、リンゴ、あんずなどの果物から造った醸造酒で、中国風のワインといえるでしょう。アルコール度数は14度から15度です。天津の葡萄酒と上海の桂花陳酒は有名な果酒です。

 「白蘭地」はブドウ酒を蒸留した蒸留酒で、中国風のブランデーです。アルコール度数は40度前後で、 山東省と北京市のブランデーがいちばん有名です。

 「葯味酒」は白酒、黄酒、果酒などに色々な漢方薬を入れてつくられたもので、様々な薬効のある酒です。

 また「強精補酒」は白酒、黄酒、果酒などにトカゲやヘビ、スッポン、朝鮮人参などを入れたもので、栄養剤や強壮剤の働きがあります。

八大銘酒について       

質問:中国のお酒はどういうふうに分けられていますか。

答え:1952年の全国銘酒品評会で、八大銘酒として八つの酒メーカーが選ばれました。

 白酒の汾酒、茅台酒、瀘州老窖特曲酒と西鳳酒

 黄酒の紹興酒

 白蘭地の金奨白蘭地

 果酒の瑰香紅葡萄酒と味美思という八つのメーカーです。

 ちなみに、白酒には独特の味があり、ちょっときついと思う人がいるかもしれませんので、初心者には紹興酒のほうがお勧めです。

茅台酒について

質問:中国の国酒は茅台酒だと聞きましたが、茅台酒ってどんなお酒ですか。

答え:中国の茅台酒は貴州省原産で、今では世界中でよく知られています。

 茅台酒はコーリャンを原料に曲子という麹を使って造る蒸留酒で、香りが高く、アルコール度数は53度前後です。300年以上の歴史を持っていることから、中国の国酒とも言われています。中日国交正常化の式典で両国の首相がこのお酒で乾杯し、杯を交わしたそうです。今でも、お客さんに敬意を表す酒として盛大な宴会やレセプションにもよく登場します。 

醸造酒と蒸留酒との違い

質問:中国のお酒の醸造酒と蒸留酒の違いは何でしょうか。

答え:お酒の造り方により、醸造酒と蒸留酒に分けられます。

 醸造酒は穀類や果実を原料とし、これを発酵させて作ったもので、中国の黄酒や日本酒、世界中で人気のあるビール、それからブドウ酒などが醸造酒に分類されます。

 また蒸留酒は、醸造酒や醸造カスなどをさらに蒸留してつくったもので、アルコール分が多く、味のきついお酒です。中国の白酒や西洋のウイスキー、ブランデーは蒸留酒に分類されます。

(中国国際放送局より)


 
     

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