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創刊号 Vol.1(2008/6/20発行)
【産業界情報】
日本のディスペンサー製造のトップ企業、中国市場に進出
 ディスペンサーとは聞きなれない言葉だが、実際には私たちの生活と切り離すことの出来ない工業生産機械だ。大きいものでは宇宙飛行分野に、小さいものでは私たちが日常的に使う携帯電話やコンピュータ、MP3などにも用いられている。ディスペンサーとは、液晶パネルやチップといった電子部品の製造過程で部品接着に使用する接着剤注入用機器だ。「のり付け器」とでも呼べばわかりやすいが、ディスペンサーの精度は、「のり付け」と聞いて一般的に想像される精度をはるかに超えている。インクのしみ程度の大きさのチップ上に、求められる線と図に従って、少しのむらもなく「のり付け」を行うには、非常に高い技術を必要とする。工業生産というより、「ミクロ芸術」とでもいった方がふさわしいような印象を与える。最先端の工業技術には驚異と感慨を禁じえない。
ディスペンスシステムの用途は実に広大です
 ディスペンサーを最も日常的に使用する業界の一つが液晶パネル製造業界。現在、世界最先端の液晶パネルは既に第10世代・第11世代製品の時代に突入したが、中国の技術水準は依然として第6世代のものに留まり、世界の最先端の水準とは大きな隔たりがある。第11世代液晶パネル製造に使用される製造設備のうち、最も重要とされるのが大型ディスペンサーだ。こうした大型の最先端機器を独立生産できる企業は、世界的に見ても数少ない。アジアでは日本の「武蔵エンジニアリング」がこの業界をリードしている。同社の技術と製品は日本で絶対的なシェアを誇り、日本市場の70%は同社が握っている。
 武蔵エンジニアリングはディスペンサーとその部品の生産・製造において、深い経験と先進的な技術を持つ。今年は同社の設立30周年にあたる。同社は30年間の不断の研究開発と技術革新を通じて、ハイエンドの大型ディスペンサー製造で世界でも一流の技術水準を持つに至っている。核となる技術分野でも多くの特許技術を持ち、ソニーや松下といった他の大型ディスペンサー製造企業も、核心的な技術の多くは同社のものを使っている。同社の生島和正社長はこれまで、「ディスペンサーというミクロな世界の中にも不断の発展を待つ小宇宙がある」という哲学の下、ディスペンシング領域での革新と開拓に力を尽くしてきた。日本でのナンバー1を達成した同社は現在、アジアや世界の「MUSASHI」となるべく尽力している。中国は同社の事業がさらに発展する上で、とても重要な舞台となり、潜在力にあふれた市場となるだろう。
(アジア人材開発株式会社中国事務所の提供より)

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