一週刊  第96号  2008年11月19日  
 
 

  笑顔の人や英語が話せる人が増えてきた中国

 
 

  「都市の規模がいっそう多くなり、車がいっそう多くなり、英語が話せる人がいっそう多くなってきた」と、一連の「いっそう多くなった」という表現で、中国のこの数年の変化を、カナダDPA工業有限会社(DPA  Industries  Inc.)のウィーン総裁は言い表した。

  「また些細な点だが、とても重要な変化に気づいた。それは、大通りであれ、マーケットであれ、ホテルであれ、中国人の笑顔をいっそう多く見るようになったことだ。人々の生活がより幸せになり、いっそう生活に満足していることが見てわかる」と弁護士出身のウィーン総裁は言った。

  DPA工業有限会社は主に天然保健品を扱う会社。1990年代、ウィーン総裁はトロントの中国人経営者が自社の製品を中国大陸に売り、望ましい販売業績をあげたのに気づき、自ら中国市場の状況を探りに行くことにした。この「偵察行」が中国との間に20年間もの縁を結ぶことになるとは思いもよらなかった。

  最初の広州行きにはいくつかの忘れ難いことがあった。長距離の飛行によってくたくたに疲れた彼は空港を出ると、まっすぐに乗客を待っていたタクシーに乗り込んで、英語で運転手に自分が泊まるホテルの名前と住所を教えた。「運転手は英語がわかるものと思い込んで、何回も繰り返して言ったが、相手はやはり火星からの客を見るように、如何ともしがたく私を見ていた」と総裁は振り返った。

  長いこと待ってやっと、英語ができる女性から助けられた。当時は後ろに並んだタクシーの運転手がみないらいらしてクラクションを鳴らした。「タクシーの中が狭い上、エアコンもなく、その上やきもきして、私は我慢できないほどムシャクシャしてきた。やっとホテルに着き、料金メーター通りに料金を払った後、カナダの習慣に従いチップを運転手に手渡そうとしたが、運転手さんは非常に驚いて、どうしてもチップを私に返そうとした」と総裁は言う。

  ここに話が及ぶと、総裁はこらえきれずに笑いながらこう言った。「今では広州空港も広くなり、ずいぶんきれいになり、タクシーにはエアコンもあり、運転手さんもほとんど英語が少し話せるようになり、チップをもらった後はいずれも“'THANK YOU”とうれしそうに言ってくれるようになった。それだけでなく、若い世代の経営者も上の世代とまったく違い、もっと国際化してきた」。

  「現在、毎回の中国行きでは心が震える思いだ。中国は1つの大国であるうえ、発展がこれほど速いため、中国は将来何をするのかと心配する人もいるに違いない。中国は微笑みを身につけ、より多くの人が私のように自分の目で中国を観察し、中国を体験することを歓迎すべきだと思っている。実際、中国人は確かにますます自信を持ち、笑顔を好むようになった」とウィーン総裁は言った。

 

 

「北京週報日本語版」より

 

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