【特集】

道上尚史公使インタビュー-----中国の発展は日本にとって脅威ではない
中日両国首脳の相互訪問が実現した07年が過ぎて間もない今年1月末、両国が苦心して打ち固めた信頼の土台は突然の「ギョーザ事件」によって弱められた。3カ月余りの後、胡錦濤主席は「暖かい春の旅」と言われる訪日を行い、日本各界の人々と対話した。5月の四川大地震は、「もう一つの日本」を中国人に発見させる機会となり、日本の援助に感謝する声がネット上に沸き起こった。9月には福田首相が突然辞任。日本の首相の頻繁な交代は、中日関係の良好な時期は長続きしないのではないかとの中国人の心配を呼んだ。
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【中日交流】
本当の姿は触れてみることから 梶山 雅生 亜細亜大学 国際関係学部国際関係学科 3年
私は高校生の時の中国短期ホームステイを機に中国が好きになり、大学で中国語や中国社会、文化や歴史を学び始め、それからというものの日中友好を目標に多くの中国人留学生と友人になり、小規模ですが日本人と中国人学生の勉強会を開いたりなどして自分なりに交流してきた。そして今回、全国から集まった日中友好を胸に抱いた30名の学生の一人として鑑真プロジェクトに参加し、小さくも大きな日中友好交流を肌で感じることができた。
相互理解への努力 江副 公紀 福岡大学 経済学部 1年
「鑑真記念・逆渡航日中青年交流計画」に参加していく中で、特に揚州大学や南京大学や浙江大学や復旦大学などの学生との交流を通して、日中関係改善に向けて私たち若者ができることで一番大切なことは、互いに相手が考えている事を理解しようと努力し続けることだと感じました。
未来に明るい希望を持てた旅 大村 真実 東海大学 政治経済学部経営学科 2年
無事に九日間の日程を終え、帰国しました。改めて、このプロジェクトを計画し準備を進め、支援してくださった関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。私はこの「鑑真記念・逆渡航日中青年交流計画」に出会えたことを本当に幸せだと思います。八泊九日の中国の旅では今後の人生において、素晴しい財産となるものを得ることが出来ました。
相手の国を知り、自国のことを伝える『意識の高さに驚き、刺激的だった中国の学生 池田 光彦 東洋大学 国際地域学部国際観光学科 2年
今回私は、中国に訪れることが初めてだったので、たくさんの期待や不安を抱えながら鑑真プロジェクトに参加しました。それ以前は本や新聞、テレビやインターネットなど、中国に関する情報をさまざまな所から得ていました。しかし、先で述べたように私は、実際自分の足で中国を訪れたことがなかったので、はっきりした中国の文化や習慣などの現状がわかりませんでした。経験不足な自分にとって、はたして日中関係改善に向けて何ができるかということを考えました。その時、やはり意識するベースの部分として、積極的に相手の国の事を知る、また逆にすこしでも多く自分の国の事を伝えるという気持ちを大事にしようと思いました。その意味で今回の鑑真の足跡をたどりながら四つの中国の大学を訪問する日中交流の旅は自分にとって良い経験になりました。
【評論】
【金融市場】
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