ありがとう、桂林
時が経つのは早いもので、中国に派遣され二年が過ぎようとしています。配属先は桂林市職業教育中心学校。全校生徒3000名の職業高校で日本語教師をしてきました。派遣されてから08年1月までは旅行日本語クラスと秘書クラス、オリンピッククラス(オリンピックの際にサービスを提供する学生を養成するクラス)の学生と日本語を勉強してきました。
しかし帰国を前に今学期から授業数が減ったこともあって、学校の先生方と日本語を勉強することになりました。週4コマ三週間、合計12コマ。日本語を勉強したことのない先生もたくさんいたので漢字とローマ字を使った授業をしましたが、学生以上にみなさん熱心に取り組んでくださり本当に楽しく授業をすることができました。特に最後の授業で行ったビンゴゲームでは、先生方の白熱した姿をみることができてとても楽しかったです。授業以外でも、廊下で会えば、「こんにちは」「さようなら」そして「お疲れ様でした」など習ったものを一生懸命思い出して私に話しかけてきてくださり、先生方の授業を通して交流できたことを本当に嬉しく思っています。
そして、最後には茶道のお手前を披露する機会も頂きました。しかし盆略手前さえ、何年ぶりにすることか。緊張で汗が流れましたが、カウンターパートが通訳をしてくれたこともあり、みなさん熱心に聞いてくださいました。お茶の試飲では、お箸の持ち方や、飲み方などをみんなでいっしょに練習し、大変盛り上がりました。それにお抹茶を飲んで「とてもおいしい」とおっしゃってくださり、お茶会をして良かったと心の底から思いました。
綺麗な山水の世界で生活してきたこの二年間。私がしてきたことは本当に小さなことかもしれませんが、これからの日中友好の発展に繋がってくれれば本当に嬉しく思います。それに、この二年を通して私は中国が好きになりました。この大好きな中国にまた帰ってきたいと今思っています。(2008年4月)
17年度3次隊 広西壮族自治区桂林市 日本語教師 北本牧子