「驚いたことあれこれ」
早いもので中国に来てもう1年が過ぎてしまいました。初めは日本と違って驚くことがたくさんあり、何でも新鮮でおもしろいと感じる毎日でしたが、そんな驚きにも半年も過ぎるころにはすっかり慣れ、今ではたいていのことには驚かなくなってきました。そこで、私の驚きのいくつかを忘れないうちに書いておこうと思います。(どうでもいいようなことばかりですが)
1. 朝の音楽・ラジオ体操
赴任して1ヵ月後、新学期初日のことです。朝6時20分に音楽が流れ、10分後ラジオ体操のような音楽と掛け声。一体何?と思ったら、1年生は朝ラジオ体操をしなければいけないとのこと。朝の音楽は起床の合図だそうです。赴任してすぐは学内に住んでいたので、仕事が休みの日も毎日この音楽で起こされ、「え〜」と思っていたのですが、学外に引っ越しをしてからは解放されました。ちなみにうちの大学は、起床時間から就寝時間までしっかりスケジュールが組まれています。大学でもこんなに厳しいのには驚きました。
2. グラウンドで布団干し
中国の大学は構内に寮、教員宿舎、スーパー、個人商店などいろいろあって、学生だけでなく子どもからお年寄りまでいろいろな人が住んでいるので、小さな町のような感じです。大学は生活の場だなと感じることがしばしば。その中で、赴任してすぐに一番驚いたのは、グラウンドで布団を干す光景。確かに広いし、日当たりもいいし、よく乾くでしょうが。日本の大学では見たことのないことだったので、びっくりでした。
3. 赤ワインに黒酢
中国と言えば白酒と思いますが、私が宴会に誘われる時、白酒ではなく赤ワインが出てくることが多いです。しかし、よく見ると、ウエイトレスの右手には赤ワイン、そしてなんと左手には黒酢。ワインを入れてから酢を入れてるではありませんか!!!味は・・・。(まあ飲めないことはないかというくらい)。黄石の宴会ではよく見る光景ですが、他の地域の隊員に聞いたら、「そんなの見たことない」とのこと・・・。
黄石の人は黒酢が好きなのか、他にもいろいろなものに黒酢を入れたりつけたりしています。例えば、串焼きに、鍋料理のたれに、そしてスプライトにも!?
体にいいからいいんでしょうか??
4.温かい飲み物にもストロー
ここ黄石は喫茶店が多い町です。いつもいろいろな喫茶店でお茶を楽しんでいます。どこの喫茶店でも、コーヒー以外の温かい飲み物はグラスに入れられ、ストローがついています。最初は熱くて飲めないよと思っていましたが、今ではストローがないと、落ち着かないほどに。
5.牛乳にもお湯を足す
喫茶店でお茶を頼むと、グラスに葉が入ったままで、後から何回でもお湯を足してくれます。しかし、牛乳やシェイクの時でも飲み終わった後、時には飲んでる途中のグラスにお湯を注がれます。それはサービスじゃないよ〜と思いますが、他のお客さんは喜んでいるのでしょうか?
6.朝10時のつもりが・・・
日本語に興味のある学生から、日曜日日本語を教えてくださいと頼まれた日のこと。電話で朝10時に会う約束をしました。中国語で10時は「シーディエン」。これは時々11時「シーイーディエン」と間違えられるので、何度も確認をし、私は10時のつもりでいました。しかし、当日朝7時半ごろ電話がかかってきて、今どこですか?と。えっ?と思ったら、なんとその学生には10時ではなく、7時「チーディエン」に聞こえていたそうです。ちょっと話をするだけで、日曜日の朝7時に待ち合わせなんて、日本ではありえないことだと思いますが、ここは朝の早い中国。学生は何とも思わなかったようです。言葉のことだけではなく、生活習慣についても考えさせられた出来事です。それ以来、電話で約束する時は10時とは言えません・・・。
平成16年度1次隊・日本語教師・鎌田美保(湖北師範学院)