服装学校で日本語の授業
ここ黄石市は服飾産業が盛んな町です。日本との合弁企業もいくつかあり、それらの会社があるおかげでこの町が発展したと考える人も多くいるようです。そして、これらの企業からは毎年数名の社員が日本へ研修に行くそうです。また、市政府にも日本へ技術研修生を派遣する制度があり、毎年多くの人が日本へ研修に行っています。
そのためか、市内の服飾系専門学校では、外国語の授業として日本語を取り入れている学校がいくつかあります。
先日、その中の一つの学校に呼ばれて、学生さんたちと交流をしてきました。その学校の先生(中国人の先生)から、学生の日本語学習への興味を少しでも高めるためにぜひとお願いされての訪問でした。
内容はお互い自己紹介をしたり、質問を受けたり、歌を歌ったり。
歌は、中国語でも歌われている「幸せなら手をたたこう」とkiroroの「長い間」を一緒に歌いました。普段あまり日本語を話す機会のない学生にとっては、「幸せなら手をたたこう」の歌詞を日本語で読むだけでもかなり大変そうでしたが、みな一生懸命に歌っていました。
「長い間」も初めは歌いたいけれど、発音ができない・・・という感じでしたが、意味を説明しているうちにだんだん興味を持ち始めたようで、一生懸命練習していました。特に「愛してる」の意味が分かったとたん、急に大きな歓声が上がり、ノートに写したり、何度も声に出したりしていました。たぶん今までで一番一生懸命単語を覚えようとしていたのではないでしょうか。最後に歌うときも、「愛してる」のところだけはみな大きな声できちんと歌えていました。
その後に学生さんたちも中国語の歌を歌ってくれ、最後はみんなで一緒に中国の歌を歌って終わりました。
たった1度だけの訪問のつもりでしたが、学生さんがとても喜んでくれたのと、私もとても楽しくて、また来たいと思ったので、来月にも訪問する約束をして帰ってきました。
次は何をしようか、あれもしたい、これもしたいと、次の訪問を一番心待ちにしているのは私かもしれません。
16年度1次隊 湖北省黄石市 湖北師範学院 日本語教師 鎌田美保