中日院内感染対策セミナーに参加して
私は、現在広西壮族自治区の河池市にある病院に看護師として派遣され活動をしています。活動している病院での院内感染対策は、点滴作成時や物品の消毒方法など厳密に規定が決まっています。私が1年半活動している間でも方法が変更されたりと日々より良い方法へという意識があり、院内でも注目されている分野だと思われます。
9月24日より広州で開催された第三回中日院内感染対策セミナーに参加しました。広州市の病院における院内感染対策の成果や日本の病院での感染制御ネットワーク構築の重要性、職業暴露の予防と管理など、内容は豊富で大変勉強になるものばかりでした。単に院内感染対策といっても、内容はとても広いものですが、基本かつ最重要となることは医療者の手洗いだと思います。普段、同僚の手洗いの場面を見ていると、手洗い後の乾燥方法や手洗いの回数はどれも十分といえないのが現状です。それは職場の手洗い場の環境やスタッフの意識の問題だと思います。セミナー内の発表の中で、『院内感染対策は、長期に続けていくことが大切で、続けていくためには医療者のモチベーションを維持すること。』さらに『院内感染対策についての報告内容は、“やっていない”“できていない”というネガティブな評価と捉えるのではなく、今後の対策への必要な報告としてポジティブに評価することが大切。』とあり、とても興味深いものでした。スタッフが日々の業務の中で手洗いを十分に行えていないことを私自身ネガティブに捉えていたのではないだろうかと感じたのです。そして、ネガティブな
今回セミナーに参加したことで、院内感染対策についての学習も深まり、学習した内容・資料を同僚たちと共有し、院内感染対策について一緒に考える良い機会となることを期待しています。また、自分の活動の振り返りにも繋がり、とても有意義なものでした。(2008年10月)
18年度3次隊 広西壮族自治区河池市人民医院 看護師 前田愛子