山の小学校に大集合!〜第2回 大石頭村皇崗小学校 文化体育祭〜
2006年6月24日、毎週木曜日に通っている涼山州昭覚県碗廠郷の皇崗小学校で、去年に引き続き文化体育祭を実施しました。去年初めての試みで行なってみたところ、生徒、保護者、参加者にとってとても有意義で楽しいものだったので、是非今年も行いたいと思い準備してきました。この皇崗小学校は標高3000Mにあり、現在は全校生徒(1〜2年生のみ)27名、教師2名で、全員少数民族の彝族(いぞく)です。今年も大勢の参加者がこの小学校に集まりました。
このイベントの目的は、生徒達に授業で行ったことの成果発表の機会を与えること、そして体育祭では皆で協力して1つの目的の為に努力することを学んでもらうこと、また保護者にも参加してもらうことで、学校への親しみや関心を持ってもらうことです。準備等は、ここ涼山州にいる他3名の隊員と一緒に行いました。文化体育祭に向けて、週1回の授業の中で歌や合唱(全4曲)を練習したり、当日飾れるような作品(@子供達の手形を葉っぱにした大きな木→当日飾りました Aちぎり絵→紐で繋げて万国旗風にして飾りました Bテーマ『彝族のお正月』の絵→当日飾りました)を制作したり、親子・参加者が一緒に楽しめる競技を考えたりしてきました。子供達は毎回夢中になって授業を受け、当日がやってくるのを楽しみに待っていました。そして、学校の先生と生徒と私達とみんな一緒になって文化体育祭の日を指折り数えていました。
当日は心配していた天気にも恵まれ、中国側は政府関係者や私達の同僚、日本側は中国各地で働いている方々、そして地元の方々等、総勢約100名が小さな小学校に集まり、とてもにぎやかなものになりました。競技種目は、@ピンポン運びリレー Aおんぶリレー B目隠しリレー C汽車リレー D 障害物リレー E風船割りリレー F飴玉探しリレー の7種目で、2チームに分け全て親子一緒に競いました。大人も子供も必死になって競技に取り組み、観客もとても楽しそうに声援を送っていました。競技が終わったら、今まで練習してきた合唱と合奏を披露しました。少し緊張した様子でしたが、上手にできました。それから、生徒、保護者、参加者全員で彝族のフォークダンスを踊りました。大きな2つの輪になって、みんなで手を繋ぎ、とても楽しそうでした。
最後には日本側が準備したおにぎりと村民が準備したじゃがいも(彼らの主食)を食べて、第2回目の文化体育祭が終了しました。おにぎりはとても好評ですぐになくなってしまいました。空気の澄んだ所での食事は、とても美味しかったです。
今回、参加者の方々にも模範演技や学生の整列等の作業を分担して頂いたことで、お客様としてではなく、一実行者としてこのイベントに参加して頂きましたが、中国側からも日本側からも非常に良かったとの感想を頂くことが出来ました。この場をお借りして、皆様のご協力に対して深く感謝いたします。
また当日は涼山州疾病予防コントロールセンターの先生方から衛生の講座と歯ブラシなどの寄贈、涼山州政府科技局からは文房具と体育用品の寄贈もあり、中国側のこの小学校、この地域への関心を改めて感じることが出来ました。重ねてお礼申し上げます。
来年も引き続き実施したいと思っております。是非ここ涼山へ遊びに来てください。お待ちしております。
16年度3次隊 音楽 松浦 志保