乗客・乗員298人を乗せたマレーシア航空のMH17便が17日、ロシア国境付近のウクライナ東部ドネツク州で墜落した。同事件を受け、新華社はドネツク市に駐在する同社のアレクサンダー・リポーターを墜落現場に派遣した。
ウクライナ東部ドネツク州のロシア国境近くで17日夕(現地時間)に墜落したマレーシア航空のボーイング777型機の乗客が、離陸前にアムステルダム空港の待合室で撮影した機体の写真をSNSのフェイスブック上に投稿していたことが明らかになった。
マレーシア航空はオランダで17日、マレーシア航空MH17便の墜落事故に関する記者会見を開き、同機には幼児3人を含む298人が乗っていたことを明らかにした。
ロイター通信の報道によると、マレーシア航空の副社長は、「マレーシア航空MH17便には少なくとも154人のオランダ人、27人のオーストラリア人、23人のマレーシア人、11人のインドネシア人、6人の英国人、4人のドイツ人、4人のベルギー人、3人のフィリピン人、1人のカナダ人が搭乗していた。残る47人の国籍は明らかになっていない」と発表した。
マレーシア航空の旅客機がグリニッジ標準時17日14時15分、ウクライナ東部で墜落した。墜落したMH17便はアムステルダム発クアラルンプール行きで、280人の乗客と15人の乗員が全員死亡した。