中国に対する好奇心や愛着から中国を訪れ、北京に住んでいる外国人の中国との縁は、未年の1年もさらに続いていく。ここで、一緒に西洋人の春節の過ごし方を見てみよう。
英国出身の兎年の青年・クリスさんは、自分の干支を知っているだけでなく、干支の年には厄除けのため、赤い下着を身に着けている。クリスさんが最も好きなのは、春節の時に中国人の妻の家族と一緒に一家団欒の食事をすることだという。クリスさんは、「お年玉をもらったときは、すごく幸せだった」と語った。
キューバのお金持ちの亜瑟夫さんは、子供たちにお年玉をあげるのが最も好きな中国の風習だという。湖南省の農村で春節を過ごした時に、子供たちにお年玉をあげたときの幸せな気持ちは今でも忘れることができないそうだ。
スペイン出身の湖長明(中国名)さんは、もうすぐ訪れる未年に興奮している。羊肉は湖さんの大好物だからだ。スペインのクリスマスでは、家族はみんなで羊の足を食べる。昨年帰国しなかった湖さんは、春節の休みにはようやく故郷に戻って母親が焼く羊の足を食べることができる。
麻雀を打つのが好きな日本人の洋葱さんは、以前台北で中国語を学んだ。台北の春節の印象は、意外にも「食事をしながら麻雀をすること」と「麻雀をしながら食事をすること」だという。比較すると台湾の春節は活気がなく、北京の春節のほうが賑やかで好きだという。友人と一緒に爆竹を鳴らし、廟会(縁日)に行き、「春晩」(春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)を見て、麻雀を打つ。とても楽しいという。
可愛いフランス人女性、白安麗さんは、「中国の春節の花火は豪華絢爛で美しくて好きだが、爆竹は恐ろしい。毎回通りで爆竹の音が聞こえると、恐ろしくて身を隠す」と語る。
美しい韓国の主婦・曹美敬さんは中国に住んで10年になる。韓国の春節と中国の春節は非常に似ているので、中国の春節の習慣はよく知っているという。韓国人の年越しの料理は非常に豪勢だ。中国人が年越しに餃子を食べるのとは違い、韓国人にとって最も重要な年越し料理は年越し餅だ。年越し餅を入れた雑煮「年越し餅スープ」は韓国人の年越しの食卓に必ず出てくる料理だ。
流暢な中国語と日本語を操るノルウェイの青年・艾文さんは、伝統的な祭日としては、中国の春節の方が、日本の新年よりも西洋風で、ますます多くの人が旅行に行くことを選択しているという。艾さんの印象では、春節の代表的な食べ物は元宵団子だという。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。 掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。 Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386