中米の合同軍事演習が発するメッセージ

　中国海軍艦隊が9日、米海軍主催の演習「リムパック2014」に初参加するため出航した。このところ中米両国は東中国海、南中国海、サイバーセキュリティーの問題をめぐり論争が絶えず、アジア安全保障会議での双方の率直で激しい発言や、中国の軍事動向に関する米国の年次報告の耳障りな雑音が依然耳に残っているため、米国主導のリムパックへの中国の参加は大いに注目されている。

• 環太平洋合同演習　軽装備の射撃訓練など展開
• リムパック2014、中国艦が多国籍艦隊訓練に参加
• リムパック2014　中米など多国籍艦隊が隊形変換訓練
• リムパック　多国籍艦隊の主砲射撃　中国海軍は目標に精確に命中
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▽実施期間
　6月26日から8月1日まで行われる。
▽4段階に分けて実施
　合同演習は、「航海」「港湾訓練」「海上訓練」「総括撤収」の4段階に分けて行われる。
▽中国初参加で破格の7行動に参加
　中国側は演習期間中、大砲射撃や総合演習、海上安全行動、海上艦艇訓練、軍事医学交流、人道救助・災害支援、潜水行動などの演習を行う。
　中国が初参加で7つの行動に参加することは、米国が、両国の軍隊の関係改善に前向きな姿勢を示していることを意味する。