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編集者付記
蘆溝橋事件(七七事変)勃発から77年目を迎える今年、人民網日本語版は中国の作家・方軍氏、「建川博物館」の館長・樊建川氏、「関愛抗戦老兵公益基金」の羅亜君氏と南京民間抗戦館館長・呉先斌氏をお招きし、盧溝橋事件や抗日戦争に参加した元兵士の支援活動などについて語っていただきました。

中国の作家・方軍氏が「蘆溝橋事件」と最後の事件体験者について語る

日本の大学生にはまったく政治に関心を持たない人も多いですが、私はやはり関心を持ったほうがいいと思います。二度と戦争状態に入ってはなりません。中日の間には、小さな戦争も大きな戦争もあってはなりません。絶対にあってはならないのです。
>>盧溝橋事件の全過程を示す4枚の写真
>>事件が持つ3つの意義 中国侵略日本軍滅亡への一歩
>>抗日戦争の歴史と元兵士に高まる関心
>>「戦争があってはならない」と訪ねてきた日本の大学生

「関愛抗戦老兵公益基金」羅亜君、民間で高まる抗日兵士の支援

(元兵士)彼らの多くが生活支援を必要としています。長い間にわたって一人で苦しんでいる人もたくさんいます。私達のウェブサイトと基金の設立の初志は、多くの人、中国人の一人ひとりに、元兵士のことを心に刻み、彼らに心を寄せ、歴史を覚えてもらうことです。最も重要なのは、平和がいかに尊いかを知ることです。
>>抗日戦争の元兵士を基金設立で支援
>>民族の尊厳を守った元兵士に心を寄せたい
>>元兵士1500人近くを資金援助
>>日本や米国で抗日戦争の資料を収集

建川博物館館長が見る抗日戦争

この中国侵略日本軍館の建造にあたっては、日本で最高の建築家が設計を請け負ってくれましたし、数多くの日本人元兵士も私を助けてくれました。村山富市元首相も、「一衣帯水、永遠平和」という言葉を記してくれました。さらに多くの日本人が大量の翻訳を手伝ってくれました。彼らは言います。「樊館長、私はあなたの理念『平和のために戦争を収蔵する』に賛同します。
>>中国侵略日本軍罪行館、来年開館 設計は世界の磯崎新
>>過去を悔いた日本人元兵士が資料収集を手助け
>>800万点余りの収蔵品が送る「平和」のメッセージ
>>中国と日本は永遠に戦争をしてはならない

建川博物館

「南京民間抗日戦争博物館」館長の話

私の博物館に来る人は主に2つの部分からなっています。一つは大部分を占めるの中国人、もう一つは日本人です。盧溝橋事件77周年の記念日が来る前から、見学を希望する多くの日本の団体が私に連絡してきました。見学にいらっしゃるのは友好的な人ばかりで、彼らはこの歴史について私達と認識をわかちあうことができます。
>>政府から民間に移り始めた南京大虐殺研究
>>▽「占領時の日本で製造」を日本人は忘れるな
>>1937年の避難日記が南京大虐殺の間接証拠に
>>顔を真っ赤にしたドイツ人の「反省」

南京民間抗日戦争博物館 「Made in occupied Japan」という印がある杯