今回のボアオ・アジアフォーラム年次総会のテーマは、『グローバル化と自由貿易の未来に向かって』で、このテーマをめぐり65のプログラムが準備された。プログラムはおおむね4つのブロックに分かれ、『一帯一路』、成長、改革、ニューエコノミーが各ブロックのテーマだ。『一帯一路』をテーマの一つに選んだのは、『一帯一路』の呼びかけが行われてから、100を超える国や国際機関からの反応があり、中国はすでに60数カ国と関連の協力了解覚書を締結したためだ。ある種の意義から考えて、『一帯一路』は中国版のグローバル化の構想だといえる。
長年にわたる量的緩和を実施した後、多くの国は流動性が過剰になり、金融当局が流動性のひきしめをはかり始めたが、それは徐々に行われるプロセスとなる。現段階で、私たちは構造改革と長期的な戦略調整を重点的に強調すべきであり、金融政策に過度に依存することは禁物で、このシグナルは極めて重要だ...