ボアオ・アジアフォーラム2017年度年次総会の第1回記者会見がこのほど海南省ボアオ(博鰲)で行われ、周文重事務局長が進行状況について説明した。人民網が伝えた。
周事務局長は、「現在、グローバル化は1つの関門にさしかかっている。グローバル化は先進国と発展途上国のいずれにもたくさんのメリットをもたらしたが、その過程で多くの問題も生じている。今はこうした問題をどのように解決するかを話し合うべき時だ」と述べた。
周事務局長は、「今回のボアオ・アジアフォーラム年次総会のテーマは、『グローバル化と自由貿易の未来に向かって』で、このテーマをめぐり65のプログラムが準備された。プログラムはおおむね4つのブロックに分かれ、『一帯一路』、成長、改革、ニューエコノミーが各ブロックのテーマだ」と説明した。
周事務局長によると、「『一帯一路』をテーマの一つに選んだのは、『一帯一路』の呼びかけが行われてから、100を超える国や国際機関からの反応があり、中国はすでに60数カ国と関連の協力了解覚書を締結したためだ。ある種の意義から考えて、『一帯一路』は中国版のグローバル化の構想だといえる」という。
また周事務局長は、「今年の年次総会には1800人を超える代表が参加し、200人を超える来賓が講演を行う。この200人あまりの講演者のうち100人以上が、今年初めてボアオ・アジアフォーラム年次総会に参加する人々だ」と説明した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月24日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn