日本の安倍晋三首相は最近、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を意識した発言をするようになり、「環境への影響などの疑問点が解消されれば(参加について)前向きに考える」などと述べている。
「一帯一路」(the belt and road)国際協力サミットフォーラムが14日午前、北京で開幕した。習近平国家主席が開幕式で基調演説を行い、「平和協力、開放的包摂、相互学習・相互参考、互恵・ウィンウィン」のシルクロード精神を発揚し、「一帯一路」は今後、平和の道、繁栄の道、開放の道、革新の道、文明の道を建設していくと述べた。
中国国家統計局の調査統計によると、「政策の意思疎通」、「インフラ施設の連結」、「貿易の円滑化」、「資金の調達」、「民心の通じ合い」のうち、「一帯一路」(the belt and road)の建設参加において最も関心を寄せているものは何かという質問に対して、「貿易の円滑化」と答えた企業が過半数の54.8%を占めた。次に多かったのは「政策の意思疎通」で約3割、「資金の調達」も20%以上だった。
「一帯一路」(the belt and road)国際協力サミットフォーラムが5月中旬に北京で開催される。2014年のAPEC北京サミット、2016年のG20杭州サミットに続く、中国の重大かつ盛大なホームグラウンド外交だ。APECの地域経済統合への注目から、G20のグローバル・ガバナンスの高度化、そして「一帯一路」による世界のウィンウィンの発展の先導へ。3つの盛大な会議は3段の階段を上るように、国際構造における中国の発言権の高まりを示した。