人民網日本語版>>中国語教室

北京の夜を照らす深夜食堂の「ともしび」

深夜食堂“点亮”夜北京

人民網日本語版 2019年05月16日15:25

春夏之交的京城夜晚,越来越多的深夜食堂为夜归人亮起了灯。美团数据显示,今年以来,北京夜间餐饮消费明显增长,3月、4月的夜间餐饮消费额均同比增长近一倍。

春から夏へと季節が移り変わる北京に、夜の街をさまよい歩く人々のために営業する深夜食堂がどんどん増えている。フードデリバリーサービスアプリ美団の統計データによると、北京では、今年に入り、夜間における飲食消費が大幅に増加し、3月と4月の夜間飲食消費額は前年同期比それぞれ約倍増している。

夜幕降临,位于顺义区的中粮·祥云小镇热闹起来。5月1日起,中粮·祥云小镇打造的“深夜食街”正式开放,小镇内23家国际化餐厅每晚延时营业至24点。不少餐厅还专门推出秘制小龙虾、爽口凉菜等适合夜晚消费的餐品。

夜のとばりが下りる頃、同市順義区の中粮・祥雲小鎮は、次第にその賑やかさを増していく。同鎮では、5月1日から、「深夜食街」が正式にオープンし、小鎮内にある国際色豊かなレストラン23軒が、毎晩深夜0時まで営業時間を延長している。また、秘伝レシピのザリガニやさっぱりした味わいのオードブルなど、深夜の食事にピッタリのメニューを出す店も多い。

在繁华的CBD,年轻的上班族也将有机会在夜间享受美食和文化之旅。5月10日,北京朝阳合生汇打造的深夜食堂街区开始试营业,200余家特色餐饮商户每晚延长时间至24点。灯红酒绿的港式街道、复古的餐车、“网红打卡”拍照场景……在这个名为“21区BLOCK”的室内街区里,人们仿佛来到了热闹的集市。17日正式营业后,街区还将上演街舞、音乐、巡游等各类互动活动,让年轻人释放工作压力。

にぎやかなCBDでは、若いサラリーマンらが、夜間のグルメと文化の旅を堪能する機会を楽しんでいる。今月10日、朝陽区にある大型ショッピングモール「合生匯」では「深夜食堂街エリア」が試行営業をスタート、特色ある飲食店200軒以上が、毎晩午前0時まで営業している。煌びやかで享楽ムード満点の香港式大通り、レトロな食堂車、「ネット有名スポット」での写真撮影など、「21区BLOCK」という名前のこの室内食堂街を訪れた人々は、まるで賑やかな市場に来た気分になる。正式営業をスタートさせる17日以降は、ブレイクダンス、音楽演奏、パレードなど各種インタラクティブ・イベントが行われ、仕事漬けの若者にとって、ストレスを発散する絶好の機会となるだろう。

在西城区,位于西单华威大厦7层和8层的“约饭街”已经成为附近食客的深夜食堂。今年3月1日起,华威“约饭街”将营业时间从晚上10点延长到11点。在老北京风格的室内街区里,人们可以坐在小板凳上品尝四环冷面王、望京小腰等“网红小吃”。近期,华威大厦8层正在装修,“约饭街”不久后将实现扩容,带来更多美食选择。

西城区では、西単華威ビルの7~8階にある「約飯街」が、近隣のグルメ客向けの深夜食堂となっている。約飯街は、今年3月1日から、営業終了時間を午後10時から午後11時に延長している。オールド北京の雰囲気溢れる室内食堂街では、背の低い腰かけに座り、四環路冷麺王や望京小腰などの「ネット人気軽食」を楽しむことができる。西単華威ビル8階は現在改装中で、「約飯街」は近く、フロア面積拡大により、グルメの選択肢がより増えることになる。

“点亮”京城夜消费,未来还将有更多的深夜食堂亮相。据市商务局消息,北京将用两年左右时间,在城六区及通州区、顺义区、北京经济技术开发区和“回天”等地区,重点打造13条深夜食堂特色餐饮街区,进一步繁荣夜间经济。

北京の深夜消費が「点灯」したことで、今後、ますます多くの深夜食堂が登場することになるとみられている。市商務局は、「北京は今後約2年間で、市内六区や通州区、順義区、北京経済技術開発区、『回天』などの地区でナイトタイムエコノミーがいっそう盛り上がるよう、ユニークな深夜食堂街を13ヶ所建設する計画だ」としている。

コメント