人民網日本語版>>中国語教室

「四川長寧M6.0地震」 地震の名称の決め方は?

“四川长宁6.0级地震”:地震名称怎么定?

人民網日本語版 2019年06月20日15:03

6月17日22时55分在四川省宜宾市长宁县(北纬28.34度,东经104.9度)发生6.0级地震,震源深度16千米。地震发生后,多家媒体第一时间对地震受灾情况及救援情况进行跟进报道,然而,对于本次地震的名称,各发布平台并不统一,人民日报、新华社等将本次地震称为“四川长宁6.0级地震”;有媒体称其为“四川宜宾长宁6.0级地震”或“四川宜宾长宁县6.0级地震”。

17日午後10時55分、四川省宜賓市長寧県(北緯28.34度、東経104.9度)でマグニチュード(M)6.0の地震が発生した。震源の深さは16キロ。各メディアは震災後、直ちに被災状況と救助状況の追跡報道を行った。ところが今回の地震の名称については統一されておらず、人民日報や新華社などが「四川長寧M6.0地震」としていたのに対し、一部メディアは「四川宜賓長寧M6.0地震」や「四川宜賓長寧県M6.0地震」としていた。

记者查阅了2014年10月21日经中国地震局批准发布(中震法发〔2014〕69号),自2015年1月1日起实施的地震行业标准DB/T 58-2014《地震名称确定规则》,并与应急管理部中国地震局相关同志核实。

記者は、2014年10月21日に中国地震局の許可を得て発表された「中震法発〔2014〕69号」、2015年1月1日より施行されている地震業界標準DB/T 58-2014「地震名称確定規則」に目を通し、応急管理部中国地震局の関係者にも問い合わせた。

根据《地震名称确定规则》,地震名称的全称应为“发震日期+地名+震级值+‘级地震’”,简称应为“地名+震级值+‘级地震’”。发震日期采用北京时间,以“年月日”表示。陆地地震震中位于县级(县级市、县、自治县、旗、自治旗)行政区的,应由省级(省、自治区、直辖市和特别行政区)和县级两级地名。

「地震名称確定規則」によると、地震の正式名称は「震災発生の日時+地名+M(マグニチュード)○+地震」で、略称は「地名+M○+地震」となる。地震発生の日時は北京時間を採用し、年月日で表示。陸地で発生した地震で震源地が県級(県級市、県、自治県、旗、自治旗)行政区にある場合、省級(省、自治区、直轄市、特別行政区)及び県級の二つの級の地名を用いる。

根据中国地震台网的测定,本次发生在四川盆地南部的地震发震时间为北京时间2019年6月17日,震中位于四川省南部宜宾市的长宁县,震级为6.0级。所以,本次地震全称为“2019年6月17日四川长宁6.0级地震”,简称“四川长宁6.0级地震”。

中国地震台網の測定によると、今回は四川盆地南部で北京時間2019年6月17日に地震が発生した。震源地は四川省南部の宜賓市長寧県で、マグニチュードは6.0。そのため今回の地震の正式名称は「2019年6月17日四川長寧M6.0地震」で、略称は「四川長寧M6.0地震」になる。

コメント