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大雪でウイルスが「凍死」する?中央気象台がコメント

暴雪会冻死病毒?中央气象台这样解答

人民網日本語版 2020年02月20日11:42

2月13日以来,随着强寒潮不断推进,我国中东部地区迎来今冬以来最大一次雨雪天气过程,全国各地的气温纷纷迎来“跳水”。随之而来的是一种“暴雪会冻死病毒”的说法。中国气象局中央气象台官微发文回应这一说法:“太天真!病毒就喜欢寒冷干燥的空气。”

13日より強い寒波が襲来し、中国中東部地域は今冬最大の降雨・降雪を迎え、全国各地の気温が急激に低下している。これに伴い「大雪でウイルスが凍死する」という説が唱えられている。中国気象局中央気象台は微博公式アカウントで「楽観的すぎる!ウイルスは寒く乾燥した空気のほうを好む」とコメントした。

事实上,降雪对病毒传播有利有弊。有利的一面是,降雪可以清洁空气,因为雪花可以有效沉降空气中飘浮的细颗粒物,而这些颗粒物往往会窝藏病毒或是细菌。所以,降雪过后,空气质量通常都很好,人们可以放心大口呼吸。

実際のところ、降雪にはウイルスの拡散に対してプラスの面とマイナスの面がある。プラスの面として、降雪は空気を清潔にすることができる。これは雪が空気中を漂う粒子状物質を効果的に沈降させるためで、これらの粒子状物質内にウイルスや細菌が潜んでいる場合が多い。そのため降雪後は通常、大気質が良くなり、安心して、胸いっぱい息を吸うことができる。

另一面是,暴雪降温,反而有利于病毒入侵人体。专家认为,受寒后,人体呼吸系统黏膜更容易受损,病毒存活时间更长、繁殖更快,进入鼻腔的病毒会有更大的概率感染细胞。从这个角度来说,本来可以相安无事的病毒,将在寒冷时趁虚而入,可能带给人们一场感冒。

その一方で、大雪による気温低下は逆にウイルスの体内侵入にはプラスになる。専門家によると、体が冷えると呼吸器の粘膜が損傷しやすくなり、ウイルスの生存時間が延び、繁殖が旺盛になり、鼻腔に入るウイルスが細胞に感染する確率がさらに上がる。この面から言えば、本来なら特に病気を引き起こさないウイルスが気温の低下で弱った体に入ると、風邪の原因になることもある。

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