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河南省で発掘された鳥の像が「世界考古学的発見トップ10」に選出 

河南灵井鸟雕入选 “2020年度世界十大考古新发现”

人民網日本語版 2020年12月09日08:54

记者从河南省文物局获悉,近日美国考古学会主办的《考古Archaeology》杂志评选出了2020年度世界十大考古发现,其中,出土于河南灵井“许昌人”遗址的微型鸟雕像入选。

河南省文物局によると、「アメリカ考古学会」が発行する考古学雑誌「Archaeology」がこのほど発表した2020年度「世界考古学的発見トップ10」に、河南省許昌市霊井鎮の「許昌人」遺跡から出土した小さな鳥の像が選出された。

这只灵井鸟雕像具有13500年历史。研究者认为,它的发现将东亚雕塑艺术的起源提前了8000多年。从外形来看,灵井鸟雕像个头非常小,高1厘米多,宽仅0.5厘米。形体粗壮,短头,有圆形的喙及长尾,很可能属于雀形目。艺术家没有雕刻这只鸟的腿,而是削了一个可以让它站立的底座。

霊井鎮で発見された鳥の像は1万3500年前のものと見られている。研究者は、「この発見でアジアの彫像の起源を約8000年近くさかのぼることができる」と指摘している。鳥の像は非常に小さく、高さ約1センチで、幅は0.5センチしかない。ゴツゴツとした形で、頭は小さく、くちばしと長いしっぽがあり、スズメ目の鳥と見られている。この鳥の像に足はないが、立たせるための台座部分がある。

今年6月11日,一个来自中国、法国等的国际研究小组,在美国《公共科学图书馆·综合》杂志上公布了这项重大发现。这是继2007年、2008年出土8万至10万年前的许昌人头盖骨化石和大量精美细石器之后,河南灵井“许昌人”遗址又一次重大考古发现。

今年6月11日、中国やフランスなどの研究者からなる国際研究グループは、米科学誌「プロスワン(PLOS ONE)」でこの重大発見を発表した。2007年と2008年に8‐10万年前の許昌人の頭蓋骨の化石や大量の石器が発見されたのに続く、「許昌人」遺跡の重大考古学発見となった。

“如果将鸟放置于平整的面上,这表明1万多年前,人类已熟练掌握了重心平衡的原理。” 该论文第一作者、山东大学教授李占扬说,灵井鸟雕像是经过精心制作的,它是用一块中等大小的哺乳动物肢骨残片雕刻而成,雕刻前骨头经过加热处理。艺术家使用了研磨、琢削、刮削、切割等4种不同的技术,在较小的物体上达到惊人的平衡和美丽。

論文の筆頭著者である山東大学の李占揚教授は、「鳥を平らな場所に置いてみてみると、1万年以上前に、人類は既に重心を考えてバランスを取る原理を把握していたことになる。霊井鎮で発見された鳥の像は、非常に丁寧に作られている。中等サイズの哺乳類の動物の骨片を削って作られている。像の前の骨のほうは加熱処理が施されている。製作者は、研磨し、削り、切り込みを入れ、カットするなど4つの技術を使って、小さな物体を驚くほどバランスよく美しく作りあげている」と説明する。

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