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中国初、ピンク色のキクラゲが栽培化に成功

国内首个粉红色木耳被成功驯化 适合烫火锅

人民網日本語版 2021年04月20日08:42

近日,四川省农科院食用菌研究中心李小林博士团队,成功驯化选育出了国内首个粉红色毛木耳新菌株“粉耳1号”。

四川省農業科学院食用キノコ研究センターの李小林博士のチームはこのほど、中国初のピンク色のアラゲキクラゲの新菌株「粉耳1号」の栽培化と育成に成功した。「粉耳」は中国語でピンク色のキクラゲ(木耳)という意味だ。

与常见的黑色木耳不同的是,这种木耳颜色粉红,具有耳片肥厚、鲜香清脆等特点,适宜于鲜耳销售和烹饪,尤其适宜于作为烫火锅的食材。“真的是运气好,‘粉耳1号’是去年8月份在成都狮子山发现的野生自然变异体驯化而来的。”李小林笑着说,目前“粉耳1号”还处于菌株阶段,真正到上市销售,烫火锅吃,可能还需要两三年时间。

一般的な黒いキクラゲと異なり、このアラゲキクラゲはピンク色で、肉厚で香りがよく、歯ごたえがいいといった特徴を持つ。生の状態での販売と調理に適しており、特に鍋の食材に適している。李氏は笑いながら「本当にラッキーだった。『粉耳1号』は昨年8月に成都市の獅子山で見つかった野生の自然突然変異体から栽培化したものだ。『粉耳1号』は今のところまだ菌株の段階で、市場に流通し鍋にして食べるまであと2、3年かかるだろう」と語った。

李小林说,研究食用菌的人出门都喜欢到处看,需要经常到野外采集野生种质资源。而今天能有“粉耳1号”正是源自这一习惯。去年8月,李小林和团队另外一位成员叶雷在成都市狮子山一段枯木上偶然发现一朵野生的粉色毛木耳,“之前从来没见过这种颜色的野生木耳,当时估计应该是一种野生自然变异子实体。”随后李小林和叶雷将其带回实验室进行研究。而“粉耳1号”正是通过采集野生自然变异子实体,经分离、初筛、复筛和示范栽培等而驯化选育出的特色毛木耳新菌株。

李氏によると、食用キノコの研究者は外に出ると周囲に目を向ける習慣があり、頻繁に野外で野生の遺伝資源を探す必要があるという。「粉耳1号」が今日誕生したのも、この習慣によるものだ。李氏とチームのメンバーである葉雷氏は昨年8月、成都市の獅子山の枯れ木に野生のピンク色のアラゲキクラゲを偶然発見した。「この色の野生のキクラゲを見たことがなかった。当時は野生の自然突然変異の実体だろうと推測していた」。李氏と葉氏はその後、それを実験室に持ち帰り研究した。一方で、「粉耳1号」は採取した野生自然突然変異の実体を使い、分離、スクリーニング、再スクリーニング、モデル栽培などにより栽培化と育成を行った特色あるアラゲキクラゲの新菌株だ。

李小林介绍说,说驯化是因为实现了人工培育。“粉耳1号”生育期约40-45天,菌丝生长的适宜温度为16~25℃,出耳的适宜温度为15~32℃。

李氏によると、今回「栽培化」という言葉を用いたのは、人工栽培を実現したため。「粉耳1号」の成長期間はおよそ40-45日で、菌糸の成長に適した温度は16-25度、「耳」のような形状になるのに適した温度は15-32度だという。

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