杭州・紹興・寧波都市間鉄道が運行スタート 3都市圏は新時代へ

人民網日本語版 2023年08月09日16:02
杭州・紹興・寧波都市間鉄道が運行スタート 3都市圏は新時代へ
8月8日、杭州・紹興・寧波都市間鉄道の余姚区間を列車が走る様子。(撮影・章勇涛)

杭州・紹興・寧波都市間鉄道(杭紹甬都市間鉄道)を走る列車の車窓の両側には、緑豊かな美しい景色が広がっていた。人民網が8日に伝えた。

杭州・紹興・寧波都市間鉄道は新たに建設された都市間鉄道ではなく、100年の歴史がある杭州・寧波鉄道(蕭甬鉄道)を利用しており、普通列車や貨物列車と同じ路線を走っている。設計速度は時速120キロメートルに達し、駅は寧波駅、余姚駅、上虞駅、迪蕩駅、紹興駅、銭清駅、杭州南駅の7駅がある。全線は147キロメートル、所要時間は2時間、乗車券価格は20元(1元は約19.9円)。

この列車の運行は、3つの都市圏の多層的な都市間鉄道システムを補完・整備し、エリア内外の交通の一体化した高効率の発展と移動の時間的効率を保証し、軌道交通の競争力を高め、寧波と杭州、上海など長江デルタ地域の都市との経済的相互連携を加速する上で積極的な役割を果たすものと期待される。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年8月9日

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