「中国·安平国際ワイヤーメッシュ博覧会説明会2023」が北京で開催
北京で開催された「中国·安平国際ワイヤーメッシュ博覧会説明会2023」の様子。撮影・周博
河北省安平県党委員会と河北省安平県人民政府が主催する「中国·安平国際ワイヤーメッシュ博覧会説明会2023」が10月20日、人民日報社人民網で開催された。
挨拶する衡水市党委員会の常務委員を務める宣伝部の劉立斌部長。撮影・周博
衡水市党委員会の常務委員を務める宣伝部の劉立斌部長は説明会で、「中国·安平国際ワイヤーメッシュ博覧会は、世界で唯一のワイヤーメッシュに特化した展示会。22年の発展を経て、同展示会は、ワイヤーメッシュ産業文化を継承し発展させ、先端技術製品を展示し、協力・交流の分野を拡大する重要な国際的プラットフォームになっている」と挨拶した。
説明会で博覧会のPRを行う安平県党委員会の曹向東書記。 撮影・周博
安平県党委員会の曹向東書記は説明会で、「同博覧会は22日から24日までの3日間、安平国際会展センターで開催されることになっている。開催期間中、海外の同分野に特化したバイヤー向けの直販会や、テクノロジー成果展示、河北省中小企業の特色ある産業クラスターのイノベーション能力育成といった、一連のビジネスイベントが開催される。今回の展示会は、規模や参加する海外業者の数、影響力といった面で新たなブレイクスルーを遂げている」とした。
同博覧会には、昨年の2倍に当たる各種展示ブースが420設置されている。海外の業者が目立って積極的に参加するようになっており、ロシアやシンガポール、サウジアラビアなどの貿易業者138社が仕入れのために参加することになっている点は注目に値する。
多くの出展業者は、博覧会において新商品、新設備を集中的にお披露目する予定だ。中国のスマート化鉄筋加工設備業界において初の上場企業となった建科機械(天津)股份有限公司や張力、展延性が高いメッシュのメーカーである日本の株式会社NSメッシュといった著名な企業も出展することになっている。
展示されている安平県のワイヤーメッシュ。 撮影・周博
曹書記は、「国際ワイヤーメッシュ博覧会の開催地としての安平県はワイヤーメッシュ産業の高い実力を誇る。そして、幅広い用途、大規模、整った産業チェーンというのが、当県のワイヤーメッシュ産業の優位性・特徴となっている。当県のワイヤーメッシュは、交通・治水や牧畜・養殖、建築・装飾など、工業、農業、生産、生活、航空、宇宙飛行、石油化学工業を含む先端分野に幅広く使われている」と説明する。
説明会では、安平県のワイヤーメッシュ分野の「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)」小巨人企業(高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業)が人民網「828企業サービスプラットフォーム」への進出を記念するセレモニーが開催された。同プラットフォームは、県域の特色ある産業が質の高い発展を実現するサービスの提供に特化したプラットフォームで、より多くの中小企業が「専精特新」に向かって発展し、デジタルトランスフォーメーションを実現したりするのを支援するものだ。実施が始まった「小巨人後ろ盾計画」は、プラットフォームを構築して、多くのパートナーを集結させ、複数の企業にサービスを提供することで、政府と企業、企業と企業の間に、融通協力の架け橋を作ることを目指している。現時点で、同プラットフォームがサービスを提供する企業の数は1万社を超えている。
安平県のワイヤーメッシュ分野の「専精特新」小巨人企業が人民網「828企業サービスプラットフォーム」への進出を記念するセレモニー。 撮影・周博
(編集KN)
「人民網日本語版」2023年10月23日
注目フォトニュース
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn