中国国際輸入博覧会が前半終了、協力意向は600件近くに

写真提供・新華網（撮影・王翔）

第6回中国国際輸入博覧会（輸入博）は開幕以来、順調に開催されている。これまでに中央企業（中央政府直属の国有企業）、国家衛生健康委員会、地方政府の貿易代表団が集中的な契約活動を計85回行い、600件近くの協力意向を得た。

虹橋フォーラムでは、「中国投資年」サミットと上海市プロモーション活動が成功裏に開催され、「中国投資年」投資誘致活動の成果が発表され、計5回の円卓会議と自由貿易試験区特別投資促進活動が行われた。「『世界開放報告2023』発表ならびに国際シンポジウム」など22の分科会では、「開放的発展」「開放的協力」「開放的イノベーション」「開放的共有」をめぐって、グリーン開発、デジタル経済、スマートテクノロジーなど焦点となる議題について広範かつ踏み込んだ議論が行われ、「世界開放報告報告2023」や最新の「世界開放指数」が発表された。

国家展「美美与共」（良いものを分かち合いより良いものを作り上げる）では、72の出展国が、各国の特徴を備えたデザインの展示ブースで、伝統文化、民族風習、現代科学技術を融合させ、各国の競争優位産業と投資環境を鮮明にアピールした。中国館は「自由貿易試験区10周年の成果」を重点に、自由貿易試験区の模索の実践と建設の成果を全面的にアピールした。企業展は高い人気を集め、6つの展示エリアは来場者で賑わい、交渉や交流が盛んに行われた。また、世界初展示、アジア初展示、中国初展示の新製品、新技術、新サービスに注目が集まった。

現時点で、すでに第7回輸入博の準備作業が本格化し、各国の企業が積極的に出展を申し込んでいる。6日夜に開催された2023年輸入博出展企業合同会議では、60以上の企業や機関が第7回輸入博への出展契約を結んだ。その展示面積は4万平方メートルを超える。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年11月8日