高速列車復興号CR400BF-Z型が中国北西エリアに初導入 西安から青島まで6時間に

人民網日本語版 2024年01月25日11:01

スマート高速列車・G2064号が今月22日午前9時50分、山東省青島市に向かって陝西省の西安北駅からゆっくりと走り出した。これにより陝西省で初となるCR400BF-Z型のスマート高速列車「復興号」の導入が始まり、旅客に全く新しい移動体験が提供されるようになった。またこれで、今月26日から始まる春運(春節<旧正月、2024年は2月10日>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)に備えて、旅客の移動のために十分な輸送能力が確保されるようにもなった。

CR400BF-Z型スマート高速列車「復興号」はCR400BFをベースにしており、中国が独自に研究開発し、独自の知的財産権を有する新世代高速列車で、最高試験速度は385キロ、最高運行速度は350キロとなっている。

今回「CR400BF-Z型」が導入された路線は、今年の第1四半期(1-3月)の全国鉄道ダイヤ改正実施後、陝西省西安から初めて済鄭高速鉄道(山東・済南と河南・鄭州間)を経由して山東省に向かう高速鉄道路線でもある。これにより西安-青島間の所要時間が6時間に短縮された。西安-青島間を結ぶ最速の列車で、千年以上の歴史を誇る古都・西安と美しい海辺の都市・青島の距離がさらに縮まったことになる。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年1月25日

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