ジャカルタ-バンドン高速鉄道が開通100日で利用者延べ145万人に

人民網日本語版 2024年01月26日16:23

インドネシアジャカルタのハリム駅で自動券売機を利用する旅客(1月24日撮影・徐欽)。

インドネシアジャカルタのハリム駅で自動券売機を利用する旅客(1月24日撮影・徐欽)。

中国鉄路国際有限公司は1月24日の取材に対して、インドネシアの首都ジャカルタと人気観光都市バンドンを結ぶジャカルタ-バンドン高速鉄道はこの日、開通からちょうど100日目を迎え、利用者が延べ145万人に達したことを明らかにした。1日当たりの乗車率は最高で99.6%となっており、利用者数は高止まりしている。新華社が報じた。

インドネシア海事・投資担当調整省のセプティアン・ハリオ・セト次官は取材に対して、「ジャカルタ-バンドン高速鉄道はジャカルタとバンドン間のアクセスを根本的に変えた。中国との協力を拡大することを強く望んでいる」とした。

インドネシアジャカルタのハリム駅の待合ホールに設置されている高速列車の模型の前で記念写真を撮影する女の子(1月24日撮影・徐欽)。

インドネシアジャカルタのハリム駅の待合ホールに設置されている高速列車の模型の前で記念写真を撮影する女の子(1月24日撮影・徐欽)。

同高速鉄道の時速は350キロで、開通後、ジャカルタ-バンドン間の所要時間が約3時間から46分にまで短縮した。

インドネシアジャカルタのハリム駅の待合ホールへ移動する旅客(1月24日撮影・徐欽)。

インドネシアジャカルタのハリム駅の待合ホールへ移動する旅客(1月24日撮影・徐欽)。

中国鉄路国際有限公司の責任者によると、中国鉄路北京局集団公司やインドネシア中国高速鉄道有限公司、インドネシア鉄道会社などで構成される連合体が現地の法定休日や利用状況に合わせて、ダイヤを適時調整しており、開通時は1日当たり14本だった高速列車の運行数を40本に、利用者が多い週末は48本に増やしている。開通100日目の1月24日までの運行数は計3487本で、1日当たりの利用者は最高で延べ2万1537人に達した。また、インターネットを通じた乗車券の販売も積極的にPRすることで、窓口の切符販売効率を高めている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年1月26日

注目フォトニュース

関連記事