李強総理が北京国際モーターショー視察 インテリジェントコネクテッド新エネ車の発展を強調

人民網日本語版 2024年04月29日15:01

李強総理は28日、2024年北京国際モーターショーを視察した。新華社が伝えた。

李総理は「自動車産業の質の高い発展に関する習近平総書記の重要な指示の精神を踏み込んで実行し、インテリジェントコネクテッド新エネルギー自動車の発展に力を入れ、科学技術革新による産業革新のリードを堅持し、開放的協力を深め、拡大し、自動車産業のハイエンド化、インテリジェント化、グリーン化への高度化を促進し、市場需要をより良く満たし、創出する必要がある」と強調した。

   写真: 28日、北京国際モーターショーを視察した李強総理(撮影・劉彬撮影)

28日、北京国際モーターショーを視察した李強総理(撮影・劉彬)

2024北京国際モーターショーは北京中国国際展覧センターで開催。会場を訪れた李総理は、東風、比亜迪(BYD)、智己、極越、BMW、吉利、小米(シャオミ)、賽力斯(Seres)、小鵬(XPENG)などの自動車ブランド展示エリアを視察し、様々な車種や技術を見て、企業の担当者と交流し、研究開発、生産、販売などの状況を詳しく尋ねた。

李総理は「モーターショーを見て大いに勇気づけられた。我が国のインテリジェントコネクテッド新エネ車の発展の勢いは力強い。とりわけ、整った産業システム、イノベーションへの持続的な投資があり、市場競争と開放的協力の中で他をリードする優位性を形成している。引き続き努力し、この優位性をしっかりと保持し、発展させる必要がある」とした。

また、「現在の自動車製品は過去のものとはすでに全く異なる。単なる交通のツールではなく、様々な技術が総合的に運用される複合的システムとなっている。インテリジェントコネクテッド新エネ車は機械、電子、コンピューティング、センシング、視聴、蓄電など多くの技術が一体化した『大規模端末』と言え、自動車産業のモデル転換と高度化の主たる方向性となっており、非常に大きな発展の将来性がある。数多くの自動車企業がイノベーションを原動力とし、需要を導きとし、品質を基本にして、主要技術・コア技術の難関攻略を加速し、産業チェーンの協同を強化し、スマート製造の水準を高めると同時に、先見性のある技術開発の布石を強化し、自動車産業の不断の質的向上を強化し、世界のグリーン・低炭素モデルへの転換に積極的な貢献を果たすことを希望する」とした。

28日、北京国際モーターショーを視察した李強総理(撮影・劉彬)

28日、北京国際モーターショーを視察した李強総理(撮影・劉彬)

李総理は「現在、中国と世界の新エネ車市場は共に成長を続けており、大きな需要がある。インテリジェントコネクテッド新エネ車は一定程度において世界の産業協力の産物であり、今後の発展には各方面が強みを発揮し、分業協力を深めることがより必要となる。中国は全国統一大市場の構築をさらに推進し、高水準の対外開放を拡大し、引き続き市場アクセスを拡大し、貿易と投資の自由化及び円滑化を推進し、国内外の企業を平等に扱い、中国と外国の自動車企業が資本や技術、管理、人材などの面でより広範な交流や協力を行うよう促し、中国市場によるチャンスを分かち合い、科学技術革命と産業変革の中で共同発展と互恵・ウィンウィンを実現していく」と強調。

「現在、我が国は新たな大規模な設備更新と消費財の買い換えを進めている。投資拡大と消費促進における自動車産業の牽引効果をより良く発揮し、より多くの良質の自動車製品が人々の生活に浸透するようにする必要がある。購入・使用支援政策をしっかりと実行に移し、充電インフラネットワークシステムの構築を加速し、複数の措置を同時に実施して消費環境を最適化し、消費意欲を喚起し、自動車など高額商品の消費ポテンシャルをさらに大きく発揮させる必要がある」指摘した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年4月29日

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