外交部が習近平国家主席の欧州3ヶ国歴訪について説明
習近平国家主席はフランスのマクロン大統領、セルビアのブチッチ大統領、ハンガリーのシュヨク大統領及びオルバーン首相の招待を受けて、5月5日から10日にかけてこれら3ヶ国を国賓として訪問する。
今回の訪問の具体的な日程や期待について、外交部(外務省)の林剣報道官が29日の定例記者会見で、以下のように説明した。
中国の国家元首による欧州訪問は5年ぶりであり、中国とフランス、セルビア、ハンガリーとの関係の発展推進、及び中国・欧州関係全体の発展推進にとって重要な意義を持っており、世界の平和的発展にも新たな原動力をもたらすものとなるだろう。
フランス訪問で、習主席はマクロン大統領と会談し、中仏関係、中国・欧州関係及び関心を共有する国際・地域の焦点となる問題について踏み込んだ意見交換を行う。中国はフランスと共に、今回の訪問を契機に、良き伝統を堅持し、積極的な未来志向で、さらに政治的相互信頼を強化し、団結と協力を強化し、中仏の包括的な戦略的パートナーシップを新たな段階へと押し上げ、中国・欧州関係の健全かつ安定的な発展に新たな原動力をもたらし、世界の平和・安定及び発展・進歩の促進に新たな貢献を果たすことを望んでいる。
セルビア訪問で、習主席はブチッチ大統領と会談し、中国・セルビア関係及び関心を共有する国際・地域問題について踏み込んだ意見交換を行い、両国関係の位置付けの格上げを検討し、両国関係の今後の発展の方向性を示す。中国はセルビアと共に、今回の訪問を契機に、さらに両国の揺るぎない友情を強化し、政治的相互信頼を深め、実務協力を拡大し、中国・セルビア関係の歴史に新たな章を開き、人類運命共同体の構築促進に新たな、より大きな貢献を果たすことを望んでいる。
ハンガリー訪問で、習主席はシュヨク大統領及びオルバーン首相とそれぞれ会談し、中国・ハンガリー関係及び関心を共有する問題について踏み込んだ意見交換を行う。今年は中国とハンガリーの国交樹立から75年にあたる。重要な節目となる今回の訪問は、両国関係を新たな段階へと押し上げ、中国・欧州関係の発展に新たな原動力をもたらし、流動的で不安定な世界により多くの安定性とプラスのエネルギーをもたらすものとなるだろう。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年4月30日
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