中国、ブライダル専攻卒業生の専門就職率60%超 式場営業は月収2万元も

人民網日本語版 2024年08月13日14:17

資料写真(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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新婚カップルのニーズがますます多様化・細分化するのにともない、幸福に関わる産業、特にブライダル産業に従事する人に対する要求もますます高くなっている。今年5月、教育部(省)は北京社会管理職業学院を基盤とした民政職業大学の設立を認可し、ブライダルサービス・管理職業の学部専攻が初めて設置された。今年から学生の募集が始まり、大きな注目を集めている。

同学院婚礼文化・メディア芸術学院の于暁輝院長は、「現在、中国ではブライダル産業をはじめとする『幸福産業』が拡大し続けており、関連分野の人材が100万人以上不足している。ある企業信用調査プラットフォームのデータによれば、中国には現在、ブライダル企業が240万社以上あり、結婚相談関連企業は26万社を超え、結婚相談機関は1600ヶ所以上に達する」と説明した。

ブライダル専攻の卒業生の専門就職率は約60-70%になり、就職先は主にブライダルサービスの営業、企画、司会、写真撮影、ビデオ撮影、フラワーアレンジメント、ヘアメイクなどのポストに集中する。湖南省ではブライダル産業に初めて就職した大卒者の基本給は月収3000-4000元(1元は約20.5円)に達する。重慶市では結婚式場の営業職は繁忙期の月収が2万元に達することもある。一方で、優れたヘアメイクアップアーティストの給与には上限がないという。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年8月13日

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