武夷山のグリーン発展の道を示す生態学的な茶畑

人民網日本語版 2024年08月20日15:26

燕子窠茶畑モデル拠点は福建省武夷山市星村鎮にあり、武夷岩茶の中核生産地に属し、敷地面積は約66.7ヘクタールで、国家農業持続可能な開発試験モデルエリア・モデル地点だ。新華社が伝えた。

福建農林大学の廖紅教授が率いるチームは2015年以降、科学技術特派員制度により、茶畑で大豆とアブラナのリレー栽培を試み、「有機肥料+グリーン肥料輪作」モデルを利用し、茶畑の土壌の有機質含有量を効果的に調整・向上させると同時に、環境改善による虫害対策の役割を果たした。

また燕子窠生態学的な茶畑は林を利用し鳥類と昆虫を惹きつけ、病虫害対策をしているとともに、30台の吸入式太陽光殺虫灯を設置し、物理的及び生物的な対策方法を同時に採用することにより、茶畑の生態環境を守っている。

現地はここ数年にわたり、多元的な茶文化観光商品の持続的な研究開発と、茶畑・観光融合業態を開拓し続けている。茶畑を公園に、茶産地を観光地に、民家を民宿に、茶の山を金の山に変えている。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年8月20日

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