有人宇宙船「神舟18号」の帰還モジュールが着陸成功、「宇宙養魚」などの実験サンプルを持ち帰る

 2024年11月04日11:18

有人宇宙船「神舟18号」の帰還モジュールが4日午前1時24分、東風着陸場で着陸に成功した。現場の医療監督・医療支援スタッフは葉光富宇宙飛行士、李聡宇宙飛行士、李広蘇宇宙飛行士の健康状況が良好であることを確認した。神舟18号有人飛行ミッションが無事成功した。

有人宇宙船「神舟19号」の乗組員が10月30日に中国の宇宙ステーションに入ると、2組の乗組員は共に5日間過ごした。6人の宇宙飛行士は物資の整理、引き継ぎ前の確認・チェックなどを共同で実施し、11月1日夜に引き継ぎ式を行った。神舟18号の船長である葉飛行士が神舟19号の船長である蔡旭哲飛行士に宇宙ステーションのカギを渡した。

神舟18号は軌道上での190日以上で、100件以上の科学実験・試験、そして2回の船外活動、さらに初めて中国の宇宙ステーションで「宇宙養魚」実験を行い、水や魚卵などの実験サンプルを採取した。神舟18号の帰還に伴い、これらのサンプルも共に地球に戻り、中国の科学者が脊椎動物の宇宙での生態を研究するためのデータサポートとなる。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年11月4日

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