片道63時間、走行距離約4400キロ!「春運」で一番運行時間が長い列車

人民網日本語版 2025年01月16日13:31

「春運」(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)初日となった今月14日、内蒙古(内モンゴル)自治区海拉爾(ハイラル)駅と広東省の広州白雲駅を往復する列車(K4292/K4290号)が運行を開始した。移動の所要時間は片道63時間15分で、走行距離は約4400キロ。中国で所要時間が最も長い「春運」の臨時列車で、海拉爾駅のある呼倫貝爾(フルンボイル)地区から最も遠くまで到達する旅客列車でもある。

海拉爾駅から広州白雲駅に向かうK4292号の料金は412.5元(1元は約21.3円)から。14日午後4時の時点で、二等寝台と一等寝台共に完売、「キャンセル待ち」の状態となっている。一般座席と立席のチケットはまだ残っている。

海拉爾から広州白雲に向かう「K4292」号のチケット販売状況。画像・鉄路12306

海拉爾から広州白雲に向かう「K4292」号のチケット販売状況。画像・鉄路12306

同列車は海拉爾駅を始発駅として、内蒙古自治区、黒竜江省、吉林省、遼寧省、河北省、天津市、山東省、河南省、湖北省、湖南省、広東省の11省・自治区・直轄市を通過して、終点駅の広州白雲駅に到着する。途中、43駅に停車する。

同列車の途中駅の停車時間は計462分で、8時間近い。うち、最も長いのは孝感市の花園鎮駅で51分。その他、斉斉哈爾(チチハル)駅、瀋陽北駅、鄭州駅で約30分停車することになっている。そのため、一部のネットユーザーからは、「なんで停車時間がこんなに長いの」という声が上がっている。

それについて、12306カスタマーサービスは、「春運期間中、鉄道利用者が非常に多くなるため、臨時列車を運行して、利用者を分散させている。列車がターミナル駅や大型の駅で停車する場合、駅の利用者が多いため、乗り降りできる時間を十分に確保するために、停車時間を長くしている。その他、同列車の所要時間は長く、旅客も途中で下車して休息を取る必要がある」と説明している。

メディアの報道によると、列車K4292号は昨年1月に初運行された。中国南方エリアと北方エリアの旅客の帰省や旅行といったニーズを満たすべく、中国鉄路哈爾浜(ハルビン)局集団有限公司は、春運期間中、既存の海拉爾と河南省鄭州を結ぶK926号の運行距離をのばし、終点駅を広州白雲駅にした。この時の走行距離は4461キロで、所要時間は64時間15分。海拉爾鉄道公安支隊のメンバーが警乗する時間が最も長い列車となった。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年1月16日

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