局地的に気温が20度低下へ  中国の多くの地域で週末にかけて「真冬の寒さ」に

人民網日本語版 2025年03月28日14:26

寒気の影響で、今月27日午前8時から30日午前8時までの間、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の南部盆地、西北エリア中・東部、内蒙古(内モンゴル)自治区中・東部、黒竜江省の大部分、吉林省東部、遼寧省東部、南西部、華北エリア、黄淮エリア、江淮エリア、江漢エリア、江南エリア、華南エリアの大部分、及び西南エリア東部などで、気温が8-14度下がると予想されている。なかでも、河南省南部と西部、安徽省の北部と南東部、江淮エリア東部、江南エリア中・北部、貴州省中・東部などでは、16-18度下がり、局地的に20度前後下がる可能性がある。中央テレビニュースが報じた。

今回の寒波は、「寒の戻り」となるのだろうか?

中国気象局の気象分析師によると、中国の「大気科学辞典」は、「寒の戻り」について、「春の後半、通常4月、または5月に気温が低くなる気象現象で、10日から半月ほどと、比較的長く続く」と説明している。つまり、今回の気温低下は3月に発生するため、学術的には、「寒の戻り」とは言えない。

何はともあれ、今週末に気温が急激に下がるのは確かであるため、その変化に合わせて、必要な寒さ対策を講じるようにしよう。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年3月28日

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