北京市に10年ぶりの強風オレンジ警報発令

北京市は今月10日午前10時半、4段階のうち2番目に深刻なレベルの強風オレンジ警報を発令した。北京の強風オレンジ警報の発令は10年ぶりとなる。人民日報が伝えた。

11日午後5時ごろから、同市の昌平区、門頭溝区、房山区で、強風が吹き始め、午後8時前後には、市街地にも影響が及び、夜間には8－9級（17.2－24.4m/s）の突風が発生すると予想されている。風が最も強くなるのは12日午前6時から午後10時までの間で、平均風速は6級（10.8－13.8ms）となり、平原エリアでは9－11級（20.8－32.6m/s）の突風が発生しそうだ。

北京市は、警報のレベルごとの緊急対応マニュアルに基づいて、予防と対応する準備を整え、森林の防火対策、都市の運営、家屋の安全、交通・移動、生産・生活などの面で、効果的な対策を確実に講じる態勢を整えている。また、緊急時の備えを強化し、各種突発的な事態が発生した場合、すぐに応急措置を講じて復旧できるよう準備を整えている。

オレンジ警報発令中は、市全域の公園と景勝地の屋外のアトラクションの利用が一時停止となる。（編集KN）

「人民網日本語版」2025年4月11日