中国の海外医療支援チームが昨年取り上げた新生児は6万人以上
人民網日本語版 2025年04月14日15:05
第76回「世界保健デー」に合わせて、2025年の世界保健デーのテーマに基づくキャンペーンイベントが4月7日に北京で開かれた。2024年に中国の海外医療支援チームが取り上げた新生児の数は6万3800人に達した。中国新聞社が伝えた。
2025年2月26日、南スーダンの首都ジュバにあるジュバ教育病院の新生児病棟で診察にあたる中国の第12次南スーダン支援医療チームの小児科医(撮影・王冠森)。
中国は、母子保健機関を中核とし、地域の医療衛生機関を基盤とし、大・中規模の病院及び教育・研究機関を支えとする母子保健サービス体制を構築。全国ではすでに、重症妊産婦救命センターが3491ヶ所、重症新生児救命センターが3221ヶ所整備されている。母子保健機関は3081ヶ所あり、産婦人科医師の数は37万3000人に達している。
2024年の全国の妊産婦死亡率は10万人あたり14.3人に、乳児死亡率は1000人あたり4.0人にまで下がり、5歳未満児の死亡率は1000人あたり5.6人と、過去最良の水準に達している。
2023年2月22日、スーダンの病院の病棟で新生児を診察する、中国のスーダン支援医療チームの産婦人科医・劉韡さん(写真提供・中国スーダン支援医療チーム)。
また、中国は国際医療支援を積極的に展開し、世界各国と連携して母子の健康促進に取り組んでいる。現在、中国の海外医療支援チームには117人の産婦人科・小児科医師が所属しており、派遣先国において妊産婦と乳幼児に対する日常的な医療サービスの提供、現地医療スタッフの育成・指導、住民向けの健康教育活動などを行っている。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年4月14日
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