量子コンピューター用の国産「冷蔵庫」を訪ねて
人民網日本語版 2025年04月22日14:58
製造作業場の量子コンピューティング用極低温希釈冷凍機。(撮影・韓蘇原)。
安徽省合肥市にある合肥知冷低温科技有限公司の製造作業場を21日に訪れ、量子コンピューティング用極低温希釈冷凍機を取材した。中国新聞網が伝えた。
合肥知冷低温科技有限公司の製造作業場で21日、量子計算用極低温希釈冷凍機の部品の組み立てを行う技術者(撮影・韓蘇原)。
極低温は超伝導量子コンピューターの稼働に不可欠な条件となる。希釈冷凍機は絶対零度に近い超低温環境を提供できる高度な科学機器で、超伝導量子コンピューター内の中核部品を冷却し、量子コンピューティングの効果的な稼働を保証する。
極低温希釈冷凍機の部品を見せる技術者(撮影・韓蘇原)。
合肥知冷低温科技有限公司会長を務める安徽大学研究員の王紹良氏は、「量子コンピューティングの重要設備の一つとして、当社が研究開発したZL-DR400型極低温希釈冷凍機の連続運転時の最低温度は7.45ミリケルビン(mK)で、20mKにおける冷却能力は18マイクロワット(μW)、100mKでは650μWで、関連技術指標は世界一流レベルに達している」とした。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年4月22日
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