中国国際工作機械展覧会に革新的な製品が多数登場
人民網日本語版 2025年04月22日16:02
世界最大規模の中国国際工作機械展覧会(CIMT2025)が21日、北京市で開かれ、国産イノベーション製品が多数披露された。中央テレビニュースが伝えた。
今回のCIMT2025では31の国・地域の2400社以上の工作機械メーカーが出展。数千社の工作機械メーカーの展示品から、中国の工作機械産業が複数の分野で技術的なブレイクスルーを果たしたことが分かる。
ある企業はNC工作機械分野における中国初の相互接続プロトコルの開発に成功した。同プロトコルにより、すべての工作機械は「スマートブレーン」を搭載したようになり、AI(人工知能)による演算と推奨で、最適な生産計画を形成することが可能となる。
工作機械において最も重要な制御システムとして、スマート数値制御技術も、従来的な工作機械産業へのエンパワーメントを加速させている。スマート数値制御技術はニューラルネットワークのようなもので、複数機による協調制御の正確な制御を実現できる。
武漢華中数控股份有限公司の万謙副総裁は、「最終的にその精度を6マイクロメートルという極限精度から、さらに30%高め、その効率も5−10%向上させることができる」と説明した。
3月初旬時点での中国の工作機械輸入額は前年同期比8.4%減の14億8000万ドル(1ドルは約140.8円)で、輸出額は同30.2%増の5億4000万ドル。中国は工作機械産業の国産化による代替を加速させている。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年4月22日
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