2030年までに中国のドローン産業 世界に先駆けて1兆元規模を実現へ

人民網日本語版 2025年04月28日16:02

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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27日に行われた第2回グローバル「低空経済」フォーラム春季大会で発表された「低空経済発展動向報告」によると、2030年までには中国のドローン産業が世界に先駆けて1兆元(1元は約19.7円)規模を実現する見込みだという。

「低空経済」(低空域飛行活動による経済形態)は第一次・第二次・第三次産業に対する牽引効果が明らかで、波及力の強さや技術含有量の高さといった優位点を備えている。目下、各地で関連インフラの建設計画が加速している。

同報告によれば、今年下半期より、電動垂直離着陸機(eVTOL)が限定された空域でテスト飛行をたびたび実施する見込みだ。27年までに、一部の超大規模の中心都市と省都でeVTOLの商用化と「空飛ぶタクシー」の目標が実現できるとしている。

また同報告によれば、中国はドローン大国だが、コンシューマー向けドローンが中心となっている。現在、ドローンはコンシューマー向けから大中型ドローン、多機能型ドローンへと転換しつつあり、それぞれの細分化された分野も1千億元の市場規模に成長する見込みだという。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年4月28日

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