未来の宇宙病院、最先端プロジェクトが軌道上実験・試験を実施

人民網日本語版 2026年04月02日11:02

深セン理工大学「未来宇宙病院」による5つの最先端医療プロジェクトが3月30日午後7時、酒泉衛星発射センターから試験用宇宙船に搭載され、打ち上げられた。今後3年間にわたり軌道上での実験・試験が行われる予定だ。これは世界初の「未来宇宙病院」が構想から実践へと踏み出したことを示している。科技日報が伝えた。

同大学党委員会の朱迪倹書記は、「世界的な宇宙探査競争が激化する中、中国はこの分野に注力し続け、技術的な空白を埋め続けている。宇宙飛行士が宇宙で直面する健康課題もまた、科学研究における重点的な分野となっている。当大学は医療機器、バイオ医薬品、革新的医療技術、および中国科学院微小衛星イノベーション研究院などの宇宙科学技術力を結集し、未来の宇宙医学プラットフォームを建設することで、中国がこの分野で主導権と優位性を確保できるよう後押ししていく」と述べた。

同大学未来医学センター執行センター長で臨床医学院院長の徐志明氏は、「未来宇宙病院の建設は3段階に分けて進められる。第一段階は、最先端医療プロジェクトの宇宙工学的改修を行い、貨物宇宙船『軽舟』に搭載することであり、今回の打ち上げ成功を受けて軌道上での実験・試験を実施する。第二段階は、軌道上実験・試験の成功後、未来宇宙病院の中継拠点を建設し、宇宙での応急救援や科学研究の実践を行うことだ。第三段階は、月やその他の天体に未来宇宙病院の医療モジュールを建設し、人類の月面着陸や宇宙旅行における健康支援の提供を模索することだ」と説明。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年4月2日

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