中国がパレスチナ情勢に対する立場を国連安保理緊急会合で言明

 2021年05月14日16:52

国連安保理は12日、パレスチナ情勢を巡り今週2回目となる緊急会合を開いた。中国の張軍国連大使は議長を務めると共に、国別発言で中国の立場を明確にし、「中国側は現在のパレスチナ情勢に深い懸念を表明し、民間人を標的にした暴力を激しく非難し、関係各者、特にイスラエルに自制を保つよう呼びかける。中国側は各方面に対して敵対行動を即時停止し、国連決議及び国際法の定める義務をしっかりと遵守し、情勢のエスカレートを招き得る行動を避けるよう促す。エルサレム旧市街内の聖地の歴史と現状は維持され、尊重されるべきだ」と表明。

また、「現在の厳しい状況を前に、全力で情勢の沈静化を後押しし、一般の民間人の安全及び権利を保護し、全面的危機の勃発を防ぐ必要がある。中国は国連が緊張緩和のためにさらに大きな役割を果たすことを支持する」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年5月14日

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