今年で8回目となる南京大虐殺犠牲者国家追悼日だった今月13日、江蘇省南京市では犠牲者を追悼する空襲警報のサイレンが鳴り響いた。歴史を銘記し、犠牲者を追悼するというのは、歴史的責任であり、前進する力ともなる。江蘇省の多くの高等教育機関では連日にわたり、追悼日をテーマにしたさまざまな形の行事が行われた。人民網が各社の報道をまとめて報じた。
追悼日の前夜、東南大学では、南京大虐殺犠牲者を追悼してロウソクに火を灯す行事が四牌楼キャンパスと九竜湖キャンパスで行われた。教師や学生はロウソクや花を手に行事に参加。ロウソク数千本を使って、平和の象徴であるハトの形と「1937.12.13」という文字が描き出され、犠牲者を追悼し、哀悼の意を表し、平和を祈願した。

13日午前7時、南京師範大学は仙林キャンパス敬文広場で追悼行事を行い、参加者全員が起立して、国旗を掲揚し、「中華人民共和国国歌」を斉唱した。犠牲者を追悼するために、半旗が掲げられ、白い花を持った教師や学生が黙祷。その後、学生代表が「平和宣言」を読み、歴史を銘記し、過去を忘れず、平和を大切にし、未来を切り開くという確固とした立場を示した。
13日午前7時、南京医科大学は江寧キャンパスの天元広場で国旗を掲揚し、犠牲者を追悼し、英霊を祀え、歴史を教訓に、未来を切り開く決意を示した。教師代表や学生代表など合わせて1000人が行事に参加した。


犠牲者に黙祷を捧げる教師や学生。
13日午前8時、南京郵電大学は全国の高等教育機関と連携し、微信(WeChat)や微博(ウェイボー)を通してオンライン追悼行事を行い、国家追悼日が設けられている由縁を思い返し、南京大虐殺という悲惨な歴史を回顧し、追悼日の追悼行事に参加した。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年12月14日
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