中国の大型構造分析ソフト「SABRE」システムが発表

中国が独自に制御可能な大型構造分析ソフトウェア「SABRE」システムがこのほど発表された。これは中国独自の工業ソフトウェアの応用環境が徐々に成熟化していることを示している。科技日報が伝えた。

SABREシステムは中国飛行機強度分野の専門家で、中国飛機強度研究所所長の王彬文研究員がチームを率い、4年がかりで開発したシステム。同ソフトウェアの機能は、基礎研究、技術イノベーション、装備開発の主な需要をカバーしている。海外主流先進ソフトウェアの代替品になり、完全に独自の制御を実現している。

航空業界の重点的な完成機メーカー、工業企業、大学、商業企業など数十機関がすでに中国飛機強度研究所とソフトウェアモデル応用協定、調達契約、共同イノベーションなどの協定に署名している。（編集YF）

「人民網日本語版」2022年8月12日