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今年のボアオ・アジアフォーラム年次総会初の記者会見が28日に開かれた。李保東事務局長は記者会見で、「不確実性の突出は現在の世界の顕著な特徴だ。ボアオ・アジアフォーラム年次総会は、関連する問題について出席者が開かれた包摂的な議論を行い、『不確実な世界の中で確実性を共に探る』ための場を提供する」と述べた。新華社が伝えた。
今年の年次総会は「不確実な世界:団結と協力で試練に立ち向かい、開放と包摂で発展を促進する」をテーマとしており、「発展と普遍的恩恵」「ガバナンスと安全」「地域と世界」「現在と未来」の4つの大きな議題が設けられている。これには、各方面が自らの利益と共通利益、短期的利益、長期的利益との関係を理性的に議論して、どうすれば自らにとって長期的に有益か、世界全体にとって有益かを整理し、明らかにするための後押しをする狙いがある。
李事務局長は「現代世界の不確実性は、激動と変革という2つの趨勢が入り交じりながら進行していることから生じている。戦争地域の激動から国際市場の激動まで、社会変革から科学技術革命まで、世界は変動に満ちており、発展面と安全保障面においてまだ不足している部分が一段と顕著になっている。新型コロナウイルス感染症のパンデミックや地政学的紛争であれ、世界経済の低迷や地球温暖化であれ、いずれの試練も現在だけでなく未来にもかかわる。これらの試練を前に、国際社会では協力の強化と発展の促進を訴える声が一層高まり、その願いが一層強まっている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年3月29日
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