日本の福島瑞穂社民党党首が中国人民抗日戦争記念館を見学

人民網日本語版 2024年01月19日14:58

日本の福島瑞穂・社会民主党党首一行が18日午後、中国人民抗日戦争記念館を見学し、平和と友好への願いを表明した。福島氏は代表団一行と共に献花し、一礼した。新華社が伝えた。

福島氏一行は中共中央対外連絡部の招待を受けて、18日から20日まで北京を訪問している。今回の訪中で最初に訪れたのが、中国人民抗日戦争記念館だった。

福島氏はしばしば展示の前で足を止め、職員の解説に真剣に耳を傾けた。南京大虐殺、慰安婦強制徴用、731部隊の細菌戦など中国侵略日本軍の犯罪行為を記録した写真や展示物の前で、日本側代表団は厳粛な表情を浮かべていた。

「日本は過去に中国を侵略し、中国に多大な傷を与えた」。福島氏は「日本国憲法は、日本は再び戦争を発動してはならないと定めた。これは世界とアジアに対する約束であり宣言だ。社民党は憲法改正に反対であり、憲法の精神を貫徹するために全力で努力する」と述べた。

「歴史を銘記」展示ホールでは、両国の当時の指導者が署名した「中日共同声明」、日本の村山富市元首相が中国人民抗日戦争記念館を見学した際の写真や揮毫、中日関係の発展に関する中国の指導者の論述などの資料があり、日本側代表団は深く感銘を受け、次々にスマートフォンで写真を撮っていた。

社民党の前身は日本社会党。1995年5月、当時の村山富市首相(日本社会党委員長)は戦後日本の現職の首相として初めて盧溝橋と中国人民抗日戦争記念館を見学し、「歴史を直視し 日中友好、永久の平和を祈る」と揮毫した。

福島氏は見学後、来訪者ノートに「平和友好」という未来に向けた言葉を厳粛に記した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年1月19日

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