国務院弁公庁、「決済サービス最適化と利便性向上」に関する意見を通達

人民網日本語版 2024年03月08日14:24

国務院弁公庁はこのほど、「決済サービスをさらに最適化し、決済の利便性を高めることに関する意見」(以下「意見」)を通達した。新華社が伝えた。

「意見」は6つの方針を打ち出した。

(1)銀行カードの取扱環境を的確に改善し、高齢者や訪中外国人の「食事、宿泊、移動、観光、ショッピング、娯楽、医療」などの場面における銀行カード決済のニーズを満たす。

(2)現金の保証的位置づけを堅持し、現金の使用環境を最適化し続け、現金決済と外貨両替のサービス水準を高め続ける。

(3)モバイル決済の利便性をさらに高め、銀行、決済機関、清算機関の連携を促し、高齢者や国際化に対応したサービスをしっかりと手配する。

(4)消費者の決済選択権をよりよく確保するため、一定規模以上の大型商業地域、観光地、文化・娯楽施設、ホテル、病院など重要な場所では、モバイル決済、銀行カード、現金など多様な決済手段に対応しなければならない。

(5)口座開設サービスの流れを最適化し、口座の種類・等級別管理を合理的に実施し、重点エリア、重点店舗、重点業務に焦点を当て、口座サービスの水準を高め続ける。

(6)様々な手段やルートを総合的に用いて、決済サービスの宣伝・普及を強化し続ける。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年3月8日

注目フォトニュース

関連記事