習近平国家主席がモスクワ到着 ロシア国賓訪問・大祖国戦争勝利80周年記念式典に出席へ

人民網日本語版 2025年05月08日14:12

習近平国家主席は7日、ロシアのプーチン大統領の招待に応じて同国を国賓として訪問し、ソ連・大祖国戦争勝利80周年記念式典に出席するため、特別機でモスクワに到着した。新華社が伝えた。

習主席がモスクワのヴヌーコヴォ国際空港に到着すると、ゴリコワ副首相らロシア政府高官が出迎えた。

習主席は書面で談話を発表し、中国の政府と国民を代表して、ロシアの政府と国民に心からの挨拶を伝えた。

習主席は「中国とロシアは引っ越すことのできない良き隣人、苦難を共にする真の友人、互いに成果を上げる良きパートナーだ。自主独立の、成熟した強靱な中露関係は、両国民に多大な幸福をもたらすのみならず、世界の戦略的安定性の維持や平等で秩序ある世界の多極化の推進にも重要な貢献を果たしている。今年は世界反ファシズム戦争勝利80周年及び国連創設80周年にあたる。中露は世界の主たる大国及び国連安保理の常任理事国として、手を携えて第二次大戦の勝利の成果を守り、覇権主義やパワー・ポリティクスに断固として反対し、真の多国間主義を実践し、より公正で合理的なグローバル・ガバナンス体制の構築を後押ししていく。私はプーチン大統領と、両国関係、実務協力、及び関心を共有する国際・地域問題について踏み込んだ意思疎通を行い、新時代における中露の包括的・戦略的協力パートナーシップの発展促進に力強い原動力を注ぎ込むことを望んでいる。各国首脳やロシア国民と共に、世界反ファシズム戦争の勝利のために勇敢に命を捧げた烈士たちを心から偲び、国際的な公平と正義を守る力強い時代の声を共に発することを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年5月8日

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