AG600「鯤竜」量産初号機が試験飛行を無事完了
人民網日本語版 2025年05月19日14:48
中国産大型水陸両用機のAG600「鯤竜」の量産初号機が18日、広東省珠海市で試験飛行に成功した。中国航空工業集団有限公司の専門家によると、これにより、同機が機体設計の要求を満たし、安全に使用可能な状態に達し、出荷条件を備えたことを意味するとした。AG600は生産許可証(PC)取得の重要な段階をクリアし、実物の状態がPC構成要件を満たしたことを示している。中央テレビニュースが伝えた。
試験飛行チームは18日午前7時13分、AG600-1101号機を操縦し、珠海金湾空港から滑走して離陸した。その後12トンの投水検証を実施。17分間飛行した後、安定的に着陸した。同機の状態は良好で、操縦システムも正常で、各システムが安定的に動作したことが確認された。
AG600は4月20日、北京市で中国民用航空局の型式合格証を取得した。これはその開発が無事成功し、市場参入の許可証を取得したことを意味している。
AG600量産初号機の組立が5月6日に完了し、ラインオフした。12日間で地上滑走、一般検査、ミッションシステム、高高度飛行を含む一連の地上調整作業・試験飛行ミッションを完了した。これは今後PCを取得する上で重要な意義を持つ。
AG600量産2号機はすでにエンジンや着陸装置などの主要システム部品の搭載や、機体全体配線の導通・絶縁作業を完了し、アビオニクスシステムのテスト作業を実施中だ。量産3号機も主翼・垂直尾翼・水平尾翼などの主要部品の接合を完了し、システム取り付け段階に入っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年5月19日
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