2025年中国国際サービス貿易交易会が開幕 多彩なサービスで世界とつながる

人民網日本語版 2025年09月11日16:32

2025年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)が10日に北京市で開幕した。ドイツから参加したマグナス・シュプレンガーさんは中国発アートトイ「LABUBU(ラブブ)」の展示ブース前で取材に対して、「今や中国製品は世界各地で広く販売されている。こういった趣味性のある製品は従来の製品とは大きな違いがあり、すぐにもドイツで販売を開始したい」と述べた。

フィリピンのナショナルパビリオンではずらりと並んだヤシの木、トロピカルフルーツ、チョコレートなどに目を奪われ、随所に島の要素が散りばめられていた。在中国フィリビン大使館のレイエス観光担当参事官は、「今年のナショナルパビリオンは島をデザインの着想とし、リウェイウェイやセブパシフィック航空といった同国の代表的企業や新鮮な果物、加工食品などの特徴的な展示品を「島内」のあちこちに配置し、内陸都市の北京市にひと味違った雰囲気をもたらしたい」と説明。

今年上半期(1-6月)には、中国のサービス輸出入総額は前年同期比8%増の3兆9000億元(1元は約20.7円)に達して、同期の過去最高を更新した。今回のCIFTISの年間テーマは「デジタル化とスマート化が先導し、サービス貿易を刷新」で、グローバルサービス貿易サミット、展示会、フォーラム・会議、商談会・説明会、成果発表会、関連イベントの6種類のイベントが行われる。2000社近くの企業がオフラインで出展している。これには世界トップ500社と各産業のリーディングカンパニーが計500社近く含まれ、サービス貿易の上位30の国・地域のうち26カ所をカバーし、国際化率は20%を超えている。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年9月11日

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