【素敵な伝統を探す旅】中秋節
人民網日本語版 2025年10月06日14:30
10月6日は家族で団らんの時を過ごす「中秋節」(旧暦8月15日)。「素敵な伝統を探す旅」シリーズでは今回、美味しいものに目がないKukuが、中秋節に食べるグルメを紹介!
中国の暦では、旧暦の8月は秋の半ばにあり、秋の2つ目の月にあたる。旧暦の8月は「仲秋」とも呼ばれ、その真ん「中」にあたる15日が「中秋」と呼ばれている。
中秋節と言うと、昔から現在まで家族団らんの日となっている。昔の人は、丸い月を団らんの象徴としたため、中秋節は、「団円節」とも呼ばれている。この風習の起源は、周代の月を祭る行事にまで遡ることができる。その後、文人墨客がロマンチックな想像を膨らませ、「嫦娥奔月」や「玉兎搗薬」といった神話伝説が生まれた。また、月光を浴びながら、伝統菓子の月餅を食べれば、詩趣に富んだムードを楽しむことができる。
中秋節の食卓の主役は、当然ながら「月餅」だ。中国の月餅は種類が豊富で、産地や味のほか、餡や皮によっても分類することができる。そして中秋節になると、中国の南方と北方エリアで、甘い月餅としょっぱい月餅のどちらが美味しいかという論争が毎年のように起こるのだ。
中秋節に食べる月餅の味に関わらず、空を眺めれば同じく明るい満月が昇り、地上を眺めれば温かな明かりの灯る無数の家々が見えるだろう。中秋節には家族と一緒に楽しい時間を過ごそう!(編集KN)
「人民網日本語版」2025年10月6日
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