月の裏側のマントルはやや「冷たい」? 月の土壌研究成果が更新
人民網日本語版 2025年10月07日13:16
国家航天局と国家原子力機構は10月6日、月探査機「嫦娥6号」が採取し、持ち帰った月の裏側のサンプルに関する最新の研究成果を共同で発表した。中国の科学者は初めて、嫦娥6号が持ち帰った月の裏側サンプル(月の土壌)に基づく研究により、月の裏側のマントルは表側と比較すると、より「冷たい」こと、すなわち温度が低いことを発見した。この発見は、人類の月における「二分性」現象に関する理解を一層深化させるものであり、月の表側と裏側のマントルの温度差に対して岩石学及び地球化学などに科学的根拠を提供し、月の進化と「二分性」の特徴に関する研究にとって重要な科学データを提供した。
研究成果は、中核集団核工業北京地質研究院、北京大学、山東大学の共同研究によるもので、国際学術誌「ネイチャー・ジオサイエンス」に掲載された。(編集TG)
「人民網日本語版」2025年10月7日
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